17世紀から伝わる伝統的なセーター ガンジーウーレンズ guernsey woollens トラディッショナル ガンジーセーター
Guernsey Woollens ガンジーウーレンズは
イギリスとフランスを隔てる海峡に浮かぶチャネル諸島のひとつ、
ガンジー島で生まれた、
専業メーカーで19世紀中期頃から始まった伝統あるニットブランドです。
「ガンジーセーター」は、寒くて激しい海の上での仕事を余儀なくされる男たちの為に、
無事を祈る女性が愛情を込めて編むというのがルーツとなっており、
主に漁師用のニットとして知られていました。船の上で風と飛沫にさらされる体を守るため、
風を通しにくく、保温性を高め、かつ湿気にも強いという特性があります。
そして、19世紀後半には、ネルソン提督に見出され、
イギリス海軍のユニフォームにも採用されたという歴史を持ちます。
その重厚な作りで定番のニットブランドとして世界各国で愛用されています。
GUERNSEY SWEATER ガンジーセーターの
ネックは特徴の一つで、前後対称の仕様で、前後どちらでも着ることが出来ます。
ヴァージンウール100%の毛糸を、紡績工程で強い撚りをかけ、
一目ひと目堅く編み、
セーターの30%水を含んでも湿気を感じさせないほどの機能を持っているのです。
個人的には歴史を感じさせる古臭さと現在にはない発想が真新しく
愛着がわく逸品だと思います。
少し重さはあるものの今でいうドロップショルダーで
動きやすく、袖と裾のリブがしっかりしているので
熱を逃がさず暖かいです。
生地もしっかりしているので
長く愛用できます。
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